KAKIMOTO流ROMチューン 『KR-ROM』
KR-ROM 基板

同じ日産系のエンジンでもSR20はGT-R等のコンピューターと違うシステムを持っている。 GT-R等がひとつのROMに燃焼&点火マップが書き込まれているにに対してSR20では、 8ビットデータが2コずつ入っているワンタッチタイプを採用している。 こういうケースでは、通常のROMチューンでは対処できない。 柿本改のKR-ROMでは、追加基板外ROMタイプに変更し、ひとつのROMでデータを書き込めるように設計されている。 CPU変更、サブ基板タイプと、KR-ROMはいろいろなパターンのROMチューンに対処できる。

コンピューター用語入門から始めた柿本改のKR-ROMチューン。
独自のチューニング理論と実走行テストでフィーリング追求。

いまでこそ話せることかもしれないが、L型ドラッグマシーンをベースにして、コンピューター制御による燃焼供給システムを追求し始めた頃、 柿本レーシングでは、コンピューターの「ビット数」や「パリティ」といった基本的な用語から勉強を始めた。 「通常のROMチューン方法論」でいけば、実際に使用する範囲内で、マップの見方や、データ変更のノウハウ等だけを知っていれば、 表面的には「ROMチューン開始!」ということが宣伝できたはずだ。 しかし、柿本レーシングは、そういう一般的な方法論をとることなく、基礎の基礎からコンピューター制御のノウハウを積み重ねてきた。 一見すると、まわり道のようにも思えるが、これまで柿本レーシングが作り上げてきたチューニングと同様に、コンピューターというシステムを完全に把握し、 柿本レーシング流に使いこなすためには、基礎からの知識が必要だったのだ。 また、ROM切り替えシステムや追加基板タイプ、基本増量仕様と、これまでに柿本レーシングが発表してきたいろいろなタイプのシステムに関しては、 その全ての仕様に対して、徹底的なテストを繰り返した。 もちろん、柿本自身がステアリングを握り、タービンの仕様変更、ノズルの大容量化、エンジン仕様の変化に対して、執拗なほどに、 実走行でのセッティングを繰り返し、データ&ノウハウを蓄積してきた。 Lジェトロタイプの欠点である「高回転域における噴射時間の不足」に関しては、7000回転程度しか回さないエンジンなら、 高回転域で吸気効率が落ちてしまうから問題はないが、1万回転以上まで回す場合は、通常ならノズルが1回転あたり25msec噴射しているに対して、 半分の12msecしか噴射している時間がなく、その時間帯で十分な燃料を供給しようとすれば、一般的に使われているような720cc程度のシングルインジェクターでは全く足りない。 1気筒あたり2本の550ccインジェクター12本ドライブといったハイレベルなコンピュータセッティングも、柿本レーシングの得意分野だ。
キャブのセッティングと同様、誰もができることだがキャブを完璧にセットアップできる人間は、日本に数人しかいない」という事実が、 ROMチューンにもあてはまる。機械的なセンスと、ドライビングの感受性という異なる領域の感覚が合体したところから、納得のいくセッティングが生まれる。
これこそ『KR-ROM』の真骨頂だ。

■KR-ROMは用途にあわせて3つのステージ+スペシャルステージを用意。

ステージ 内容
ステージ 1 リミッタ−カット等のファインチューン対応コンピューター。
ステージ 2 ノーマルタービン、エアフロメーター、インジェクターをフルに使い切ったブーストup対応コンピューター。
※ステージ1からのステップアップ時¥30,000〜
ステージ3 タービン、大容量エアフロメーター、インジェクターにチューニングされたエンジン対応コンピューター。
(クルマの仕様により対応していない場合がございます。ご注文の際にはチューニング内容をお伝え下さい。)
スペシャルステージ 最大の性能を引き出すようパーフェクトにセッティングが施された現車合わせのワンオフコンピューター。
価格:¥160,000〜(A/Fセッティング¥24,000、ロガーセッティング¥30,000は別途)

※設定車種は各ステージをクリックして下さい。